Report Engineは、ブラウザー上で簡単に帳票のレイアウトが作成でき、Salesforce CRM・Force.comの各オブジェクトをドラッグアンドドロップでマッピングできる、クラウドGUIデザイナーです。ユーザー側でVisualforceを覚えることなく、「PDF帳票作成」や「Sitesでホームページ作成」等の機能を簡単にご利用できます。これにより、Visualforceページの作成にかかる工数を大幅に削減することができます。
OPROARTS Connectorヘルプをご覧ください。
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テンプレート管理画面の説明です。
保存されているテンプレートがフォルダ内に一覧表示されます。一覧にあるフォルダは以下の通りです。
テンプレート管理一覧で指定したテンプレートの詳細が表示されます。
編集画面の説明です。
レイアウト上に配置してデザインを行うための部品です。配置したコンポーネントの詳細設定はプロパティで行います。
線を描写します。縦横の直線のみ引くことが可能で、斜線は引けません。
長方形を描写します。
文字を表示します。固定文字列を表示させる(静的)か、紐付けたSalesforceのオブジェクト項目の値を取得表示(動的)するのかを選択できます。コンポーネントをダブルクリックして、文字列を設定します。
画像を表示します。配置後、画像のソースを選択するダイアログが表示されるので、以下の項目から選びます。
明細を縦に繰り返し表示します。テンプレート内にこのDatasetTableかHorizontalDatasetTableかのどれか1つしか置けません。
このコンポーネントは「レポートヘッダ」、「カラムヘッダ」、「バンド」、「レポートフッタ」で構成されおり、各サブコンポーネント内にコンポーネントを配置します。ヘッダ、フッタを有効にするには、DatasetTableのプロパティにある各ヘッダ、フッタのチェックボックスにチェックを入れます。
各サブコンポーネントの動作を以下に説明します。
最初のページに1回だけ表示されます。合計金額や宛先などの先頭ページにだけ表示したいものをここに配置します。
毎ページ、先頭バンドの上に1回だけ表示されます。明細データの項目名などの配置に適しています。
明細データを繰り返し表示します。明細データを表示するためのコンポーネントをここに配置します。
最後のページのバンドの終端に1回だけ表示されます。小計や手数料、合計などページの最後の後方にだけ表示したいものをここに配置します。
明細を横に繰り返し表示します。テンプレート内に、このHorizontalDatasetTable、または、DatasetTableのいずれかを1個だけ置くことができます。
DatasetTable同様に、コンポーネントは「レポートヘッダ」、「カラムヘッダ」、「バンド」、「レポートフッタ」で構成されおり、各サブコンポーネント内にコンポーネントを配置します。ヘッダ、フッタを有効にするには、HorizontalDatasetTableのプロパティにある各ヘッダ、フッタのチェックボックスにチェックを入れます。
各サブコンポーネントの動作を以下に説明します。
最初のページに1回だけ表示されます。合計金額や宛先などの先頭ページにだけ表示したいものをここに配置します。
毎ページ、先頭バンドの上に1回だけ表示されます。明細データの項目名などの配置に適しています。
明細データを繰り返し表示します。明細データを表示するためのコンポーネントをここに配置します。
最後のページのバンドの終端に1回だけ表示されます。小計や手数料、合計などページの最後の後方にだけ表示したいものをここに配置します。
レイアウト上に配置してデザインを行うための部品です。(HTML用のテンプレートのみ使用可能)配置したコンポーネントの詳細設定はプロパティで行います。
入力可能なテキストボックスを作成します。
日付の入力項目を作成します。
日時の入力項目を作成します。
参照関係にあるオブジェクトのデータとのリンクを設定する項目を作成します。
複数行入力可能なテキストエリアを作成します。
チェックボックスを作成します。
複数の選択肢から1つの項目を選択する方式のプルダウンメニューを作成します。
複数の選択肢から複数の項目を選択する方式のマルチピックリストを作成します。
配置すると、コンポーネント全体の入力ミス・記載漏れなどのエラーがあった場合にメッセージをポップアップで表示します。
特定のコンポーネントの入力ミス・記載漏れなどのエラーメッセージを表示します。複数のコンポーネントでエラーがある場合システムエラー(必須項目空欄、文字数超過など)であればすべて表示しますが、入力規則のエラーの場合は最初の1つのみを表示します。またシステムエラーと入力規則のエラーが混在する場合、システムエラーを優先して表示し、入力規則のエラーは表示されません。
コントローラによって定義されたアクションメソッドを実行するボタンを作成します。
入力した内容を編集前の状態に戻すボタンを作成します。
レイアウト上に配置したコンポーネントの設定をします。ここでは共通のプロパティ項目を説明します。各コンポーネントのプロパティはコンポーネント、またはフォームコンポーネントをご覧ください。
デザインを行う用紙イメージです。コンポーネントをレイアウト上に配置してデザインを作成します。
レイアウト自身が選択されている(コンポーネントが配置されていない空白部分をクリックした)ときにレイアウトのプロパティを編集することができます。
コンポーネントはマウスで配置移動や拡大縮小ができます。主な操作方法は以下の通りです。
また、キーボードショートカットを使用することで細かい位置変更やサイズ変更ができます。
レイアウト上に配置したコンポーネントの一覧が表示されます。最下部のコンポーネントから順に前面に表示されます。コンポーネント名を指定して【上へ】【下へ】をクリックすると、コンポーネントを背面 / 前面へ移動させることができます。マッピング画面でもここの最上部のコンポーネントから順に表示されますので、分かりやすい順序にすることをお奨めします。
編集中のレイアウトのサムネイルを表示します。
操作のための基本的なコマンド(「元に戻す」や「保存する」など)を表示します。
クリックして選択したコンポーネントを解除して、レイアウト上にあるコンポーネントを選択するためのポインタに変更します。
直前に行った操作を取り消して元に戻します。
取り消した操作をもう一度適用します。
編集したテンプレートを保存します。
マッピング画面の説明です。
段階ごとにマッピングの指示が出ます。
タブをクリックすると、その段階のマッピング画面に移動することができます。マッピングを戻ってやり直したい場合などに使用します。
矢印アイコンは、指示画面の開閉ができます。Webブラウザが小さく操作がし難い場合は指示画面を閉じることをお勧めします。
Salesforceのオブジェクトやフィールドの一覧が表示されます。
Salesforce.comの中から、使用するオブジェクトをドラッグアンドドロップで指定します。
テンプレート上の各コンポーネントに紐付ける、Salesforceのフィールドをドラッグアンドドロップで指定します。
レイアウトのサムネイルを表示します。動的なコンポーネントはハイライト表示されます。フィールドをマッピングするときは、フィールドマッピングで指定したコンポーネントのみハイライト表示され、位置を確認しながら作業できます。
Salesforce上にない値や、組織情報の値を表示します。フィールドマッピングのマッピングデータ列にドラッグアンドドロップします。
数値や金額、日付のデータ型フィールドの表示形式を指定します。フィールドマッピングのフォーマット列にドラックアンドドロップします。
集計したい項目の集計関数列にドラッグアンドドロップで配置します。[5th]で設定します。
マッピングを保存すると、Visualforceページへの変換画面になります。以下の流れでVisualforceページを生成し、Salesforceへアップロードします。
Report Engine各種デザイン作成手順 をご覧ください。
データ型「数式」の項目にIMAGE関数を利用することで、この関数で指定された画像を動的画像の画像コンポーネントにマッピングすることができます。項目の作成方法は以下のようになります。
IMAGE(画像URLまたはそれが格納される項目, 代替文字列)例: 画像のURLにURL型の画像URLの項目(ImgUrl__c)を、代替文字列にテキスト項目(Descrip__c)を指定する場合
IMAGE(ImgUrl__c, Descrip__c)
項目無記入でエラーメッセージを表示させる場合、項目を必須にします。設定方法は以下のようになります。
項目の値が一定以下の場合にでエラーにするなど、条件を指定してエラーメッセージを表示させる場合、入力規則を使用します。設定方法は以下のようになります。
作成したVisualforceページはURLでも呼び出すことができます。その場合、カスタムボタンまたはリンクに以下のようにURLとオブジェクトIdを指定します。
/apex/ページ名?id={!オブジェクトAPI名.id}
例: ページpdfQuoteを現在の商談(API名: Opportunity)オブジェクトのデータで開く場合。
/apex/pdfQuote?id={!Opportunity.id}
saveメソッドにより保存後、標準ではオブジェクトの参照ページ(通常はオブジェクトデータの詳細ページ)へジャンプします。保存後のリンク先を指定する場合、カスタムコントローラを定義します。※この方法は、Apexクラスが使えるEnterpriseエディション、Performanceエディション、またはDeveloperエディションでのみ可能です。
public class AfterSaveExtension { ApexPages.StandardController controller; public AfterSaveExtension(ApexPages.StandardController controller) { this.controller = controller; } public PageReference save() { controller.save(); PageReference pr = Page.pageAfterSave; pr.getParameters().put('id', controller.getId()); return pr; } }
<apex:page standardController="オブジェクトAPI名" extensions="AfterSaveExtension, OPROARTS020.MultiContactTemplateController" showHeader="false" sidebar="false">
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