Report Engine 2 インストール手順
概要
Report Engine 2は、ブラウザー上で簡単に帳票のレイアウトが作成でき、Salesforce CRM・Force.comの各オブジェクトをドラッグ&ドロップでマッピングできる、クラウドGUIデザイナーです。ユーザー側でVisualforceを覚えることなく、「PDF帳票作成」や「Sitesでホームページ作成」等の機能を簡単にご利用できます。これにより、Visualforceページの作成にかかる工数を大幅に削減することができます。
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アプリケーションの要件
ソフトウェア
- 対応しているオペレーティングシステム
- Salesforce CRM、Force.comに対応しているすべてのオペレーティングシステム。
- 対応しているWebブラウザ
- Salesforce CRM、Force.comに対応しているすべてのWebブラウザ。※ただし、帳票レイアウトを行うためのDesinger機能を利用される場合は、Internet Explorer 8以上、Firefox 3.5以上が必要です。
- アプリケーションソフトウェア
- Adobe ReaderなどのPDF文書を表示できるソフトウェア
その他
Report Engine 2は、以下のSalesforce CRMとForce.comのエディションで利用できます。
- Performance Edition
- Enterprise Edition
- Professional Edition
- Developer Edition
その他のエディション(Group Editionなど)では利用できません。また、Professional Editionでは、一部機能に制限があります。
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インストール
OPROARTS DesignerをSalesforce組織へインストールします。
- OPROARTS Designerのインストール
OPROARTS Designerのインストール
- 日本のAppExchangeのサイトから「Report Engine 2」を検索するか、「Report Engine 2」のページを開き、【今すぐインストール】をクリックします。
- インストール先組織の環境選択画面が表示されます。以下のように選択して【続ける】をクリックします。
- Salesforceのアカウントをお持ちですか? > はい
- Salesforceのシステム管理者ですか? > はい
- どこでこのアプリを試そうとしていますか? > 運用環境のSalesforce
※サンドボックス環境にインストールする場合は「Salesforce SandBox」を選択します。
- Salesforceのログイン画面が表示されますので、インストール先となるSalesforce組織の「システム管理者」プロファイル権限を持つユーザでログインします。
- インストール確認画面が表示されますので、契約条件を熟読の上、ご同意いただける場合に限り「私は上記利用規約.を読み同意します。」にチェックを入れ、【インストール】をクリックします。
- 「システム管理者」ユーザのパスワードを入力し、【送信】をクリックします。
- パッケージインストールの詳細画面が表示されますので、【次へ】ボタンをクリックします。
- パッケージAPIアクセスの承認画面が出ますので、内容を確認します。すべての項目にチェックが入っていますが、本製品はユーザの権限を越えてデータを取得することはありません。問題なければ【次へ】をクリックして、インストールを続行します。
- セキュリティレベルの選択画面が表示されます。「セキュリティ設定の選択」ラジオボタンの「セキュリティ設定の選択」にチェックを入れ、利用させる予定のないユーザのアクセス権限を外します。ただし、後のステップで設定することになるライセンスを持ったユーザ以外は利用できませんので、ここではすべてのユーザプロファイルにフルアクセス権限を与える設定をしても問題ありません。
- パッケージのインストール画面が表示されますので、【インストール】をクリックします。
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リリース
本製品をリリースし、ユーザーライセンスの設定を行います。
- リリースの実行
- ライセンスの付与
リリースの実行
- インストール完了後、メッセージが表示されますので、【今すぐリリース】をクリックします。
- 【リリース】をクリックします。
- 本製品のパッケージの詳細画面で【リリース】が無効になっていることを確認します。
ライセンスの付与
- Salesforce設定の「インストール済みパッケージ」画面を開き、「Report Engine 2」パッケージの【ライセンスの管理】をクリックします。
- 【ユーザの追加】をクリックします。
- 利用するユーザにチェックを入れ、【追加】をクリックします。※最初は本製品をインストールしたユーザを選択してください。
- 追加したユーザが「ライセンスを付与したユーザ」一覧に表示されていることを確認します。
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OPROARTS Designer設定
本製品を使用するユーザに、デザインライセンスの設定を行います。
- OPROARTSの設定
- OPROARTS Userの設定
- セッションの設定
- OPROARTS Designerの起動
OPROARTSの設定
- 画面右上にあるプルダウンメニューから【Report Engine 2】を選択します。
- 「OPROARTS」タブをクリックします。
- 【新規】をクリックします。
- 下記の項目を入力して、【保存】をクリックします。
- OPROARTS: 「AD」と入力します。
- CID: アカウント発行メールに記載されているCIDを入力します。
OPROARTS Userの設定
- 【新規OPROARTS User】をクリックします。
- 下記の項目を入力して、【保存】をクリックします。
- OPROARTSユーザ: 次に設定する「ユーザ」欄の名前をコピーします。
- ユーザ: デザイナーを使用するユーザを右の虫眼鏡をクリックして一覧から指定します。※最初は本製品をインストールしたユーザを選択してください。
- UID: アカウント発行メールに記載されているUIDを入力します。
- UPW: アカウント発行メールに記載されているUPWを入力します。
セッションの設定
本製品は、Designer機能を弊社のOPROARTSサーバで実行し、必要に応じてSalesforceからログイン中のセッションを用いて情報を取得します。そのため、Salesforceのセッションを用いての外部アクセスを許可する必要があります。その設定を以下のように行います。
- Salesforce設定の[管理者設定]|[セキュリティーコントロール]|[セッションの設定]をクリックします。
- 「ログイン時のIPアドレスとセッションをロックする。」のチェックを外して【保存】をクリックします。
- 設定を変更した場合、ログインしなおします。
OPROARTS Designerの起動
- 右上のドロップダウンから「Report Engine 2」を選択します。
- 「OPROARTS Designer」タブの【START】をクリックして、本製品を起動します。
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アンインストール
本製品をアンインストールします。アンインストールするには、まず本製品で作成したVisualforceページをSalesforceから削除する必要があります。
- カスタムボタンの削除
- Visualforceページの削除
- OPROARTS Designerのアンインストール
本製品で作成したVisualforceページを使用しているカスタムボタンとリンクを削除します。
- Salesforce設定のカスタムボタンまたはカスタムリンクを作成したオブジェクトのページレイアウトを開きます。
- 本製品で作成したVisualforceページを使用しているカスタムボタン、カスタムリンクを削除します。
- Salesforce設定のオブジェクトのページを開き、「カスタムボタンとカスタムリンク」セクションから該当のボタンとリンクを削除します。
Visualforceページの削除
- [アプリケーションの設定]|[開発]|[ページ]を開きます。
- apex:includeタグなどを用いて本製品で作成したVisualforceページを参照しているページから、参照部分を削除します。
- 本製品で作成したVisualforceページを削除します。
OPROARTS Designerのアンインストール
- Salesforce設定の[アプリケーションの設定]|[インストール済みパッケージの参照]を開き、「Report Engine 2」パッケージの【アンインストール】をクリックします。
- 画面下部にある、「はい、このパッケージをアンインストールして、すべての関連コンポーネントを永久に削除します」にチェックを入れ、【アンインストール】をクリックします。※テンプレートに静的データとして使用した画像は、「静的リソース」に残ります。
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